「光成形」、「マイクロ波成形」とは、ディーメックオリジナルのシリコーンゴム型を用いて熱可塑性樹脂の実モデルを成形する新しい技術です。
このシステムにより射出成形による実製品と同性能の実モデルを迅速かつ安価に製造することが出来ます。
外部から照射された近赤外線がシリコーンゴム型を透過して、型内に投入した微粒子状の熱可塑性樹脂のみを選択的に加熱・溶融します。
用意するものは、特殊シリコーンゴム型と熱可塑性のマイクロペレットです。
マイクロペレットを、特殊シリコーンゴム型の中に均等に敷き詰めます。
マイクロ波成形機にセットする前に、ゴム型を簡単にパックします。
ゴム型内を減圧するため、真空ポンプのチューブを接続します。
マイクロ波成形機にセットします。
ゴム型の大きさ・樹脂種類によって決められたパターンを選択し、スイッチを入れます。
樹脂の溶融、冷却、硬化の工程を経て、ゴム型から樹脂成形品を取り出します。
バリを取り除きます。
出来上がり。マイクロ波成形機に入れてから、成形品の完成まで30分でした。
※「光成形」と「マイクロ成形」の違いとは?
光源がハロゲンランプの装置を「光成形」、マイクロ波の装置を「マイクロ波成形」といいます。
このディーメックオリジナルの技術により、早く・安く・簡単に樹脂成型することが可能です。