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概要

acculas_ver01

ACCULAS応用事例殆どどのような形状の3次元形状構造体でも、簡単な操作で短時間に作製可能なマイクロ光造形機ACCULASの応用事例を示す。◆マイクロ部品従来の光造形法では不可能であった、マイクロコネクターのような微少部品の試作や、少量ロットの製造が可能となった。(写真は、コネクターとバイブレーションモーター部品)◆バイオチップ創薬分野や再生医療分野などで活躍が期待されているバイオチップの作製に使用される。写真のマイクロチップアレイは平面構造であるが、ACCULASを使用すれば、立体構造のバイオチップアレイも作製可能となる。2 mm3 mm1.2 mm◆マイクロ流路従来マイクロ流路はガラス板に単純な溝形状を加工してガラス板で蓋をする方式でしか作製できなかったが、ACCULASを使用すれは、どのような形状の流路も自在に加工可能であり、しかも蓋なしの完全な立体流路が作成可能である。目的に応じて自由に流路設計が出来るようになった。(写真は幅30ミクロンの2段構造立体流路の例)◆マイクロバネ、カンチレバー写真はACCULASによるマイクロバネの作製例である。直径0.5mmのシャープペンシルの芯と同じ系である。カンチレバーなどへの応用が期待されている。◆電鋳型マスター(インプリント型作製マスター)写真左側は5mm角の板に微少の円錐状の穴が2500個作製されている。それぞれの穴のサイズは円錐上部径が50ミクロン下部径が10ミクロン、高さ30ミクロンである。従来法では作製が非常に困難な形状であるが、ACCULASを用いれば、たった1時間で作製できる。本形状を型マスターとしてNi電鋳されナノインプリント型として使用された。右下の2枚の写真もインプリント用の電鋳型マスターとして使用された例である。円柱構造が径50ミクロン高さ50ミクロン、円錐構造が下部径150ミクロン高さ150ミクロンである。作製時間は合わせて1時間弱である。Ni電鋳後、透明耐熱樹脂(Arton)などの熱可塑性樹脂にインプリント成形された。◆フォトニック結晶、フォトニックフラクタル(セラミックス構造体)大阪大学宮本研究室で作製されたフォトニクス結晶の例を左の写真に示す。光造形でしか出来えない複雑な3次元構造体である。しかも本構造体に材料はセラミックスである。セラミックスナノパウダーを含有した樹脂で造形後、脱脂、焼結してセラミックス構造体にしている。Ver1.0(2006.11)